くるぶし
87歳の母が「踝(くるぶし)」という名称を思い出せなくて、何日か考えていたそうです。
「足のここ、グリグリのとこ、何ていったかな~?」
ちゃんと思い出そうと努力して、ちゃんと思い出せたので偉いと思います。
私なんか思い出せないことはすぐスマホに頼って、検索してすぐに忘れてしまいます。
足首のグリグリはくるぶし。
では、手首のグリグリのところは何というのか?
そんな話題になりました。
解剖学的な名称はありますが、一般的な通称はどうも無さそうです。
手の小指側は尺骨頭(しゃっこつとう)。
手の親指側は橈骨茎状突起(とうこつけいじょうとっき)。
一般には浸透しそうにない名前ですね。
ちなみに医療用語で、足の外くるぶしは外果(がいか)。
内くるぶしは内果(ないか)といいます。
体でいう「果」は「丸い骨性突起」を指します。
仏教でいう「果」は因果の「果」、原因から生じた結果のこと。
「成し遂げる、出来栄え、むくい、終わる、終わり」などの意味があるそうです。
手首・足首の健やかさは痛みは、全身のバランスの結果か・・・なんて考えたりしました。
ケアでは、足のくるぶしも手のグリグリも、要らないエネルギーの排出ポイントとして擦ります。
周囲には腱や靭帯が通っていて、手足の複雑な動きを支え、全身に影響します。
大切にどうぞ。
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