耕す
何年かぶりに大河ドラマを観ています。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
江戸のメディア王と呼ばれた蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎が、出版の世界で成り上がる波乱万丈の物語。
大河ドラマを面白いなぁと思うのは久しぶりです。
蔦重は平賀源内から版元の名前『耕書堂』をもらいます。
「書を持って世を耕す」ように、と。
「耕す」っていいなぁと思いました。
日本を代表する精神科医、中井久夫先生の言葉に「病棟を耕す」という表現がありました。
診察室で患者を診るだけでなく、病棟に入ってすれ違う患者さんに挨拶したり言葉を交わしたりすることの大切さを仰っていたと思います。
すれ違う子どもが挨拶してくれたり、買物先の店員さんの応対が清々しかったりすると、心がほっこりします。
そういうことで心や環境が耕されていくのでしょうね。
短絡的に言うのは難しいですが、それが防犯や売上アップに繋がっていく気がします。
私も、ケアを受けてくださる方、ケア教室のお仲間と色々たくさんお話をします。
ケアとは関係なさそうにも見えることでも、そんな時間でお互い心を耕しているのだなぁと感じます。
心がほぐれてくるとケアの波動も深く染みて、体も耕されやすいです。
ほこほこに耕された心と体には、自分らしい元気が湧いてきます。
ほこほこの土壌で居ることをただ味わうのもいい、自分らしい植物を育てるのもいい。
イメージするだけで、なんだかほっこりワクワクします。
少しずつ地道に、耕すことを楽しんでいきたいです。
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