「じゅんぐいじゅんぐい」
『ペイ・フォワード』という映画がありました。
11歳の少年が、担任教師の社会科の授業で、「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問い掛けらます。
彼が思いついたのは、「自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡す」というもの。
ひとりの少年のアイデアが、世界を変えていくストーリーです。
タイトルの「じゅんぐいじゅんぐい」は、お世話になっている先輩から教わった言葉です。
その先輩も恩を受けた方から、
「自分に返さなくてもいい。出来るときに次の人へしてあげなさい。じゅんぐいじゅんぐいたい。」
と託されたとのこと。
じゅんぐい=じゅんぐり、筑後弁で順番・順々という意味です。
つまり、順々に恩送りする、ペイ・フォワードですね。
恩人はずーっと大切な方。
でも、ご恩を受けたその方に返すことにこだわったり、金銭換算して「いくら分貰ったから、いくら分は返さなきゃ。」とか考えると窮屈です。
もっと様々な「ご恩への報い方」があっていいですよね。
自分に出来ることを、1人、2人、3人…と次の方へ送れば、拡がっていきます。
その時その人それぞれに、相手のことを思いやって。
そういう風にありたいです。
まだまだ頂くご恩の方が多いです。
じゅんぐいじゅんぐい、もっと繋げていきたいと思います。
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