仙骨
背骨の土台で骨盤の後壁側の「仙骨」。
逆三角形で、内臓を包み込むようにカーブした骨です。
体の中心にあたり、体を動かす全ての動きは、仙骨のわずかな動きから始まると言われます。
例えば、歩きだそうとするとき、腕を上げようとするとき、意識を向けてみると仙骨から動きだしているのを感じることができるかもしれません。
仙骨から上は背骨1本ルート。
仙骨から下は両足へ行く2本ルート。
構造的にも転換点です。
ここで動きが変換されるので、腰~骨盤は痛みやゆがみなど不具合があると辛いですねぇ。
仙骨は昔から、生命エネルギーのアンテナと言われてきました。
仙の字が付くその名前からして、凡俗を超越した神秘の力がありそうです。
宇宙から背骨を通って降りるエネルギーと、両足から受ける地球のエネルギーが交わるところです。
異次元の莫大なエネルギーを、自分がこの世的な生命活動で使えるエネルギーに変換するために大切な役割を担っているのだと思います。
仙骨のセルフケアにおすすめなのが、おんぶの姿勢。
仙骨付近に手の甲を当てます。
手の甲側は癒しの波動です。
そのままじっとするのもよし、擦ってもよし。
手を敷いて(床側が手のひらになります)寝るのもよし。
寝た姿勢で腰が痛いときは膝を立てたり、首が張るときは枕を加減したりしてみてください。
数分寝ていると、膝を伸ばしても平気になったり、肩が楽に床に付くようになったりします。
お通じがあったり、気分が晴れたり・・・なんてことも。
何も変化が感じられないときは元気な証かもしれないので、それはそれでよしとしましょうね。
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