お月見
昨日は旧暦8月15日、中秋の名月でした。
愛猫はお月見の偵察よろしく夕方から脱走して、なかなか帰ってきません。
よほど気持ちが良いのだろうと話していたら、この頃あまり動きたがらない父が珍しく、
「月を見に行こうか。」
と腰を上げました。
表はとても良い風が吹いて、虫の声が心地よく響いてきます。
「虫が“すだく”はどんな漢字だったかねぇ。」
などと話しながら東の空が見える庭まで歩くと、澄みきった綺麗なお月様が輝いていました。
スマホには仲間から各地の月の写真が届いて、月の右に光っているのは土星だよと教えてもらいました。
それぞれの地、それぞれの暮らしの中、同じ空を見上げて繋がれるのは幸せなことだなぁとしみじみ感じます。
椅子を出して腰掛けて月を見上げていると、猫もどこからか戻って来ました。
3人と1匹でお月見。
良い夜でした。
ちなみに“すだく”は“集く”と書くそうです。
① 多くのものが群がり集まる。
② 多くの虫や鳥などが集まって鳴く。
0コメント