魂の乗りもの
「体は魂の乗りもの」なんて言われます。
どこに行くか、何をするか、私たちは脳で考えているようですが、もっと奥底では魂が司令を出しているのかもしれません。
血縁は遺伝子が近いので、顔つきや体格も似ることが多いです。
でも、兄弟でも性格も嗜好も違いますし、同じ出来事に対する感じ方や向き合い方はそれぞれです。
例えば、肉体は車体、頭脳はエンジン、運転手は魂・・・とイメージしてみます。
トヨタさん家の車は大体トヨタ風な見た目だけれど、エンジンの性能やパワーは家族それぞれ、運転手の目的地もルートも全然別々…そんな感じでしょうか。
ちなみに、運転手を守る装備やナビゲーターや同乗者などが霊かなと思うのですが、そのあたりはまたいつか。
さて、気になるのが、車体とエンジンと運転手(とそれを守るもの)の相性。
この相性が良くなくて、生きづらさを感じている方がいらっしゃるように思います。
大きな車に小さなエンジンでは、パワー不足です。
小さな車に大きなエンジンでは、エンジン性能を持て余しそうです。
運転手はアグレッシブに走りたいのに、か弱い車ではもどかしそう。
日々の風景を味わいながらエコに走りたいのに、普段乗りがF1カーでは困ります。
そして何より、運転手の目的地を無視して車が勝手に暴走したら、大変なことです。
これらの相性を整える役に立ちたくて、私はケアをしています。
暴走脳はクールダウンし、肉体も整備され、パワーの発揮できる条件が整って、魂の目的地へ向かう羅針盤が機能を取り戻す。
主導権は自分の魂。
体にご飯が必要なように、魂にも愛や芸術や調和やいっぱい栄養を摂って。
そんな風に在れたらいいなと思うのです。
魂は別々の星から来ていたり、生まれ変わりの回数も今世の課題も様々かも。
そもそも、以前は肉体なんてなくて自由にテレポートできる星で暮らしていたとすれば、地球で肉体に宿ること自体、違和感極まりないかもしれません。
私にはその辺りを解明してレクチャーできる能力はありません。
でも私自身、こんなストーリーを考えていると、少し生きやすい気分になるのです。
この不自由を味わうことが今世のエンタメ、なんて楽しんでみるのもいいかなと。
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