ガラスの向こう
車を運転していたら、フロントガラスの外、目の前に虫が止まりました。
虫が嫌いな方なら「キャー!嫌〜!」と思うかもしれませんが、私は割と大丈夫。
目障りといえば目障りですが、特に気にもなりません。
どこまで着いてくるのかな〜という程度で、車を走らせました。
ガラスの向こうですから、私に危害は及びませんし、そもそも害のあるタイプの虫でもありません。
安全だと分かっていると、どうでもいいものですね。
実はその時、前日のトラブルのモヤモヤを引き摺っていたので、それと重ねてふと考えました。
不愉快をぶつけられたとしても、「ガラスの向こうだから大丈夫」と思えたら、右往左往イライラすることも減るかもと。
無害な虫でも直接体に止まるとビックリするし、気持ち悪くて払い落としたくなります。
でも、ガラスを隔てていたら、落ち着いて対処を選べます。
全てを他人事のように傍観してしまうのは違う気がしますが、自分の周りに一層感じておくのは大切だなと思いました。
その一層が、自分を守ってくれる『保護膜』ですね。
参考過去記事 『生命の『保護膜』について』 https://honwaka.theblog.me/posts/10451579
今まさにパリオリンピック・パラリンピックが開催されています。
鍛え上げた選手たちは輝いていて、強い気が発せられているのが見えるようです。
気安く触れようとしたら弾き飛ばされそうな雰囲気の圧。
日々のトレーニングの積み重ねで、強靭な保護膜が養われているのでしょうね。
あんな努力には及びませんが、私は私の保護膜を養って、ストレスに負けずにいこうと思いました。
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