アンサンブル
今では譜面を読むのもおっくうですし、音楽記号もすっかり忘れてしまいました。
音感も眼も遠くなって、フルートを吹いても尺八のような音(←尺八さん、ごめんなさい)しか出ません。
でも、音楽が生まれる中に身を置く幸せは、沁みついて消えません。
素晴らしい演奏を聴くのも感動しますが、一緒に頑張ってきた仲間と同じ空間で皆が出す音に包まれると、ゾクゾクっと鳥肌が立って泣きそうになります。
そこに懸けてきた想いと時間を知っているからでしょう。
合奏の幸せなゾクゾクは、ポップスでもバンドでも同じです。
2人以上で同時に演奏することやそのグループを「アンサンブル」といいます。
ジャズ的にその場で「セッション」できる方々に憧れもありますが、素地がクラシック始まりのせいでしょうか、私は「アンサンブル」という響きから連想するハーモニーやチーム感が好きだなぁ。
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