活力をつくる

ストレスが大きいときや病み上がりなど、『元気のタンク』のレベルが減ってしまって、なかなか復活できないときがあります。

元気のタンクに漏れがあるなら、原因を取り除いて修繕したいところです。

本当に壊れそうだったら、逃げることも選択肢の1つでいいと思います。

でも、受験や避けられない問題など、乗り越えなきゃならないときもあるものですね。



活力不足の方によく感じることは、

背もたれに寄りかからないと座っていられない。

腸の調子が悪い。

呼吸が浅い。

など。

ということは、その逆を体からつくれば、活力も湧いてくるはず。

「どうすれば活力(元気、気、エネルギー)がつくれますか?」

とお尋ねいただいたときは、まずこれをお伝えします。


『気を下ろす』で書いたように、呼吸の姿勢をつくります。

座ったバージョンだと…
手は体の横に垂らすか、手の平を上に向けて膝の上に置きます。
①息を吸いながら肩を持ち上げます。
②肩甲骨を背中側に寄せます。
③ゆっくり息を吐きながら、肩をフワッと下ろします。
そのとき体重がお尻に落ちるのを感じます。(立ってなら足の裏に。)
背骨の延長の杭が地面にズーーーンと刺さっていくような感じがします。

おへそか下腹(落ち着く方)の上で両手の平を重ね、軽く目を閉じ、ご自身のペースで呼吸します。

呼吸をゆっくりとか深くとか、鼻からとか口からとか、意識しなくて大丈夫です。

手の平の感触、お腹の奥の活力の種火を感じてみてください。

一所懸命になり過ぎたり雑念で頭が忙しくなったりすると、体が前のめりになって肩も内に巻いてきます。

そんな自分に気づいたら、もう一度『気を下ろす』をやって呼吸します。


だんだん手が暖かくしっとり感じてきませんか?

腸もリラックスして、グルグルッと鳴ったりするかも。

じわっと活力が湧いてきます。



うまくいかない気がしても、焦らずに、ちょいちょい試してみてください。

慣れてくると、スッとモードに入れるようになりますよ。

今日もほんわか

~心と体のほんわか手当て~ ケアサロン ほんわか 堤文子ブログ

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