気を下ろす
時々ケアを受けてくださる70代の男性が、先日ケアの後に
「気が下りないときは1日“なんかいかん”ですね~。」
と話し始められました。
「気がこうグーッと下りると、よくなりますけどね~。」
そんなことを感じて暮らしていらっしゃるなんて凄い!
「ケアして貰うと、手とか足の先がジンジンし出すんですよ。気が通ってるんでしょうね~。」
なんて仰います。
確かに、ウトウトしていらしても、手や足がピクンとなったりゆらゆらしたり、よく自動調整していらっしゃるなぁと思う方です。
ビックリした後やイライラすることがあると“なんかいかん”感じが続きますよね。
必死になりすぎて力が入って体が硬くなっているときもそうです。
落ち着け~落ち着け~と言い聞かせても、うまくいかなかったりする。
そんなとき、私はこんな呼吸法をします。
座ったバージョンだと…
手は体の横に垂らすか、手の平を上に向けて膝の上に置きます。
①息を吸いながら肩を持ち上げます。
②肩甲骨を背中側に寄せます。
③ゆっくり息を吐きながら、肩をフワッと下ろします。
そのとき体重がお尻に落ちるのを感じます。(立ってなら足の裏に。)
背骨の延長の杭が地面にズーーーンと刺さっていくような感じがします。
え?しない?
じゃぁ、もう1回どうぞ。
何度かやってみると、不思議と落ち着いてきませんか?
胸が開いて、ゆったり呼吸できていると思います。
意外と肩が上がってたんだなぁとか、猫背になってたなぁとか、気が付くかもしれません。
私は、杭を通って余計なモヤモヤが抜けていく、アースがとれるような感じがします。
ちょっと意識するだけで、どなたでも気を感じられる方法だと思います。
試してみられませんか?
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