挨拶

新年度になりました。

新しい暮らしが始まった方、ご家族の進学・就職や転勤などで環境が変わられた方もおられるでしょう。

どうぞ良いご縁が繋がりますように。



前回のNHK朝ドラ『ブギウギ』出演者のモデルのお一人は、音楽家(作曲家、編曲家)服部良一さんでした。

良一さんの息子・克久さん、その息子・隆之さんも音楽家で、『ブギウギ』の音楽は隆之さんが担当されました。

隆之さんの娘・百音さんはバイオリニストになっておられて、つくづく凄い音楽一家だと思います。


先日、服部百音さんがお父様についてインタビューに答えておられたときのお話が心にとまりました。

「音楽を聴けば、その人がどんな感情を好む人なのか、どんな感情の起伏がある人なのかわかる。

父の音楽は、気が短い。」

と。

芸術家らしい表現です。

音楽は自己表現であり、聴いてくださる方にどんな心持ちになってもらいたいかコミュニケーションでもあると思います。

その日の体調とか演奏が上手くいったとかいかなかったとか色々あるものですが、音楽を聴けばその人の人となりが感じられるものです。

どんなに取り繕っても滲み出てしまうので、ごまかしはききません。



これは挨拶でも同じことが言えるなぁと思いました。

「挨拶を聴けば、その人がどんな感情を好む人なのか、どんな感情の起伏がある人なのかわかる。」

いかがですか?

笑顔が添えられた挨拶。

周りの人たちに元気で過ごして欲しいと願う挨拶。

労いや感謝あふれる挨拶。

自分の大変さを解って欲しいアピールの挨拶。

俺ってグレイト〜な挨拶。

ほんと、滲み出ます。


「挨拶をしましょう」なんて、教わるのは幼稚園?保育園?

いえいえ、まだお喋りできない乳幼児だって挨拶してくれますね。

さて、私たちは大人になってどれくらい意識して挨拶しているでしょうか。

あなたの挨拶には、どんな波動がのっているでしょうか。

気分も体調も良い時ばかりではありませんが、最低でも人を不愉快にさせない挨拶がしたいものです。


良い挨拶は良いご縁に繋がります。

挨拶だけで、

「今日もがんばろう。」

「ここまでやってきてよかった。」

そんな気持ちにさせてもらえたりします。

きっと皆さま、たくさん体験してこられたことでしょう。

新年度にあたって、若い方たちにもそんなことが伝えていけたらいいですね。

今日もほんわか

~心と体のほんわか手当て~ ケアサロン ほんわか 堤文子ブログ

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