頓着しない
前回『ハイリー・センシティブ・パーソン』について書きました。
生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質を持った人。
高感度のアンテナで周囲からたくさんの情報を拾いやすいので、改善点に気付いたり気働きができたり、刺激や変化に翻弄されて疲れたり傷ついたりしやすい方もおられます。
全ての事象に敏感かというとそうとは限らなくて、物や環境には繊細だけど人の気持ちを察するのは苦手とか、香りには特別敏感だとか、感覚・感性・気質は誰でも凸凹なものでしょう。
気づいたり感じたりするのは長所でもあるので、ポイントは「如何にストレスにしないか」のような気がします。
私が憧れるタイプの人に、「頓着しない」というのがあります。
無頓着:物事をあまり気にかけないこと。また、そのさま。
はあまり褒め言葉では使われない気がしますが、「頓着しない」にはそれと少し違った私の勝手なイメージがあります。
感じない気づかない訳では無さそうだけれど、それを敢えて拾い上げてストレスに感じるレベルにまでは問題にしない。
切り替えが上手いのだろうなぁと思います。
自分の思い込みに囚われず、色々な考え方や行動があることを尊重して、他人のことを認めるのが上手い。
そんな風にありたいなぁと思います。
思い込みが消えて、思いやりがうまれますように、自分でできるケアを1つご紹介します。
両手を猫の手に握って、胸鎖関節(喉元で鎖骨と胸骨が合わさるところ)辺りを優しくコリコリと刺激します。
寒さで肩が丸まっていたり、言いたいけど言えないことを我慢していたり、鬱々うつむいていたりすると、この辺りが硬くなっているかもしれません。
そのまま猫の手か手の平で鎖骨の下を肩先へ向かって擦ります。
ほぐれてくると、呼吸も深くなります。
余計なことが気にならなくなるといいですね。
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