第1象限
軸が2つの平面で、どちらの軸もプラスの領域を第1象限(だいいちしょうげん)と言います。
人とお付き合いする中で、ときどきこの考えが浮かびます。
誰にでも、人として大事にしたいことがある訳で、それを軸のようにイメージするのです。
相手の話を聴くとか、自分の意見はちゃんと言うとか、困っている人を助けるとか、笑顔でいるとか、人の嫌がることはしないとか・・・。
この人はどんな軸が大事で、プラスはどっちに向いているのかなぁ、なんて。
こんなことを考えながら半世紀生きていると、相手の方が大事にしている軸の2~3本は、ちょっと接しただけでも分かる気がします。
言葉で定義できるようなものではなく、ボンヤリした印象だったりするのですが。
話し方、表情、ミュージシャンなら演奏する姿勢から、感じられる人柄ってありますよね。
取り繕っても隠せないものです。
もちろん、自分が感じたものが全てではないので、決めつけないように自分を戒めつつ。
大事なことはいくつもあるし、場面によって優先する軸も変わるでしょう。
人それぞれだから、面倒もあるけれど面白くもあります。
そして、同じような軸が大切で、同じ方向をプラスだと据えている方に出会えると、本当に嬉しい。
ベクトルの強い弱いはあっても、お互い第1象限にあるような方だと、ニンマリしてしまいます。
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