イルカとケアとBGM
イルカが好きです。
水族館でイルカのプールが近くなると、
「あ…呼んでる…♡」
なんて気がします。
イルカって、人間よりずっと知的で優しくて愛に満ちているのかもしれないなぁなんて思います。
もしかしたら、あなたもイルカ好きだったりしますか?
20代の頃、イルカと泳ぎに御蔵島(みくらじま)へ行きました。
御蔵島は東京都の南方、伊豆諸島の1つで、島の周りには野生のイルカが暮らしています。
その時、運よく一緒に泳ぐことができました。
イルカを驚かさないように、ボンベは背負わずにシュノーケリングです。
素潜りの上手なガイドさんがズンズン深く潜っていくと、イルカたちが遊びに来ます。
まさに映画『グランブルー』の世界です。
私なんかはそんなに深くまで行けませんが、それでも気まぐれに寄って来てくれました。
水の中でイルカと間近に目が合ったときの感動は、今でも忘れられません。
優しくて可愛くて、少し悪戯っぽくて。
本当はいけないのですが、触れられそうな気がして、少し手を伸ばしてみたら、笑うようにパッと身をひるがえされてしまいました。
同じ水に浸っているだけで、本当に幸せな時間。
世界中にイルカと触れ合う癒やしプログラムがあるのが納得です。
ケアをするときのBGMを探していた頃、イルカの声のCDを試してみたことがあります。
癒やしの波動でさぞ心地よいかと思いきや、私には全然ダメでした。
イルカたちのお喋りが何て言っているのか気になって気になって。
ボーカルが入った音楽は言葉が気になるのでケアBGMには基本使わないのですが、イルカ語も同様だということが解りました。
完全に個人的な好みですが、情報が載りすぎた音楽はケアBGMに使えません。
癒やしや安眠を謳ったCDはことごとく合いませんでした。
1/fゆらぎとか何とか周波数とか、狙ったものもダメ。
クラシックは曲想が明るくなったり暗くなったり、音量も小さかったり大きくなったり変化するものが多くてイマイチ。
ケア中はほんわかウトウトされる方が多いので、突然音楽が激しくなると困るのです。
今のところ行きついたのは、自然音+軽い微かな音楽。
私は、水の音や鳥の声が好きです。
鳥くらいなら、何て言っているのか気にならないみたいです。
…鳥さんごめんなさい。
友人の家で子どもの寝かしつけにかかっていたCDが気に入って以来、Dan Gibsonという人の音源をよく使います。
自然の音と音楽のバランスが私にはちょうど良いので、ケアの邪魔になりません。
今ではAmazonMusicにもたくさん入っているので、重宝しています。
ありがたい時代になったものですねぇ。
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