夏のだる重むくみ

「手がむくむ」というクライアントさんが続きました。

「水分の摂り過ぎかな?でも飲まないと熱中症になったら困るし…。」と。

もしかしたらそのむくみ、逆に水分不足かもしれません。

むくみとは、余分な水分が皮膚の下に溜まって腫れぼったくなった状態のことです。

私たちは水分を摂ったり出したりしながら体内の水分量を一定に調整しています。

夏はたくさん汗をかくし水分も摂るので、循環が良さそうな気がするのですが、意外に滞りがち、むくみがちなのです。


暑さで多量の汗をかくと、体は体内に水分をとどめようとします。

脱水症状やその傾向にあるとむくむのです。

また、冷房で体が冷え過ぎると、循環が悪くなります。

どちらにしても、血管やリンパ管で回収するはずの水分が体内に溜まってしまいます。

夏のだる重むくみは、この“水はけの悪さ”が原因です。


むくむからと水分を摂らないのはNG。

汗で失われた塩分やミネラルも一緒に補給しましょう。

※甲状腺機能やリウマチ、更年期などからくるむくみ(浮腫)もあるので、そこはご注意を。



体内の水分循環を助けるために、こんな寝たまま体操はどうでしょうか?

仰向け膝立てユラユラパタパタ。

(イメージお借りしました)


仰向けに寝て、両膝を立てます。

枕は無しか、バスタオルを折った程度の低めが良いかと思います。

手のひらは床の上。お尻の脇か、肩のラインまで上げれば腕にも効きます。

両膝を一緒に、左右に軽くゆっくり揺らします。

ユラユラ~。

痛みが無ければもっと深く倒します。

お尻が伸びる、背中が伸びる、首から後頭部まで繋がっているのを感じながら。

もっといけそうだったら、片側ずつ深く絞り込みます。

右へ倒すなら、左膝で右膝の内側〜内くるぶしをなぞる感じです。

グーっと肩の裏まで伸びます。

呼吸を止めずにどうぞ。


もう1種類は、同じ仰向け両膝立ての姿勢から、膝を開いたり閉じたりします。

パタパタ~。

鼠径部のリンパに効いてる感じがするでしょう?


熱中症気味だと背中や太ももの筋肉も硬くなりがちです。

そのストレッチにもなりますね。

私も夜な夜なのんびりやっています。

腰痛解消やシェイプアップにも紹介される体操です。

お試しいかがですか?

今日もほんわか

~心と体のほんわか手当て~ ケアサロン ほんわか 堤文子ブログ

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