リフォームの御祈祷
築42年になる自宅の台所と洗面所をリフォームすることにしました。
友に恵まれ工事の手配、運に恵まれ掘り出し物のシステムキッチン。
お金持ちではないけれど、あちらこちらで恵まれ暮らせております。
さて、工事はいつから…という段になって、なかなか日程が定まりません。
自宅でのケア予約との兼ね合いもあるし、日々の食事作りはあるし、なんせ片付け下手なものでどこからどういつから手をつけて良いのやら。
モヤモヤ悶々していると、久しぶりに会った友人から
「文ちゃん、なんかきつかろう?」
と見抜かれました。
近況を説明すると、
「お祓いはしたね?」
と。
正直そこまで考えが至っていませんでした。
新築なら地鎮祭や上棟式がセットな気がしますが、リフォームに御祈祷?
考えてみれば、台所は火や水や生物を扱い、命をいただく場所。
今まで住まわせていただいてきたことへの感謝。
家をいじらせてもらうことのお許し。
先祖の護りや、ここを建て支えてきてくれた父母への感謝。
工事に携わってくださる方々の無事。
自宅でのケアで、いろんなエネルギーも行き交っている。
あぁ!この機会に御祈祷必要かもとハッとしました。
アドバイスをくれた友人に「ありがとう」でした。
じゃぁどこにお願いしようかと思いを巡らせますが、地元の神社に深いお付き合いはなく、特定の宗教も持たないのでそちらのご縁もなく。
唯一、月に一度お参りする神社があるのですが、車で1時間以上かかるので、お願いするにはちょっと遠くて気が引けます。
神社へは私がお参りしてご挨拶して、ご先祖様へは両親とお寺参りでお許し願おうかと思いました。
そんな思いで神社へ伺ったら、これがまた普段なかなかお目にかからない禰宜さんと久しぶりにお会いするのですねぇ。
事情をお話すると、御祈祷に来てくださるとのこと。
「来(く)っぎよかですよ~。」(佐賀弁)
ご厚意に甘えてお願いすることに決めました。
すると、色々なスケジュールがどんどん動き出し、またまた掘り出し物の棚に出会って購入でき、工事に向けての腹も据わり…不思議なものです。
そして本日、無事にとり行っていただきました。
工事は来週からです。
自宅でのケアは1週間程お休みをいただきますが、リニューアルしたエネルギーでお客さまをお迎えできることと思います。
新しいキッチンで美味しい料理いっぱい作ります。
楽しみです。
真ん中に吊りテレビで申し訳ないなぁと思ったのですが、なんだか鏡みたいでちょっと可笑しかった。
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