「うんこさん、ありがとう。」

いつもケアを受けに来てくださる女性の言葉です。

朗らかで褒め上手なその方は、大病も人生の色々も越えてこられた大先輩。

80代になられてお通じがない日もあるそうで、ノートをつけていらっしゃるとのこと。

ちゃんとお通じがあったときはしっかり観察して、

「うんこさん、ありがとう。」

と声を掛けるだそうです。

「だって、お通じがあるのは当たり前じゃない。感謝よ。」



便はほとんどが食べカスのような感じがしませんか?

実は、健康な人の便の70~80%は水分です。

残りの3分の1が食べカス。

3分の1が生きた腸内細菌。

3分の1が剥がれた腸粘膜なのだそうです。

私たちの体の中で、一番入れ替わりが早いのが消化管の細胞です。

入れ替わりで剥がれ落ちた細胞が、便の主成分の一部という訳ですね。


食事の質はどうか。

腸内環境はどうか。

新陳代謝はうまくいっているか。

便って本当に健康のバロメータなんですね。



整体の大家、野口晴哉(はるちか)先生の著書にこんな話がありました。

「病気は人に治してもらうものだと思っている。病気になった以上は、自分が大便したい時でも人が気張ってくれるのが当然だと思っている人があります。自分の糞は自分で気張らなければならない。」



のの字のの字…今夜はゆ~っくりお腹を擦って休むことにします。

今日もほんわか

~心と体のほんわか手当て~ ケアサロン ほんわか 堤文子ブログ

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