『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』

マンガ・文 Jam(じゃむ)さん。ゲームグラフィックデザイナー。イラストレーター。漫画家。

監修は精神科医の名越康文(なこし やすふみ)さん。


テレビで紹介されているのを観て、ユニークなタイトルと猫マンガの可愛さに読んでみたくなりまして。

書店でも「話題の本」コーナーに並んでいました。


人生で出会う嫌なこと理不尽なこと。

SNS時代になって、望まないのに飛び込んでくる情報にダメージを受けたり。

辛いことが頭の中をぐ~るぐる。

でも、考え方一つでそれを消せるかも…というコツが描かれ&書かれています。

困りごとの渦中にあると、自分の考えからなかなか抜け出せないものですよね。

私もモヤモヤを転換するのは得意な方ではありません。

イライラして引きずってブツブツ言って、そういう自分がますます嫌になって。

考え癖って本当に厄介です。


思い込みも困りものだし、危険です。

起こってもいないことを先取りして「きっとこうだ」と不安になったり。

今を見ようとせず、過去を持ち出してきて怒ったり嫌ったり。


考え癖や思い込みで頭がぐるぐるしているとき、ケアで頭を触るとものすごい熱だったりします。

まるで、検索をかけても結果が出ずにカラカラカラカラ…、熱~くなっているパソコンのようです。

頭のケアでだんだんクールダウンしてくると、思い込みからも解き放たれたりするので不思議です。


先日、「ある人の冷たい態度にとても傷ついたんです。」とおっしゃる方がいました。

話さなくても相手の冷たさが解ってしまったとのこと。

たまたまそういうエピソードやトラブルが重なったらしく、随分と弱っていらっしゃるようでした。

感受性の強い方です。

直感的に相手の気持ちを感じ取ってしまったのかもしれません。

でも、本当にそうなのかなという気もしました。

もしかしたら、「こういう時ってこうだ」と過去の辛い思いを引っ張り出してきて当てはめて、勝手に一人で傷ついてはいないかしら?とも思い、その方にお伝えしてみました。


直感は大切だけれど、「本当にそうなのか?」とクールに検証する眼も必要だと思うのです。

だって、ネガティブな感情で傷んでしまうのは、原因を作った(と自分は思っている)相手ではなく、自分自身なんですよね。

なるべくそんな感情は抱きたくないし、早く手放したいものです。



私のモヤモヤ解消一人遊びを白状しましょう。

「くぅぅぅ~、こいつぅぅぅ!」とどうしようもなく腹が立ったり呆れ返ったりしたときは、

「あぁ、この人まだ人生2回目か3回目なんでしょ。」

と思うことにしています。

あまり褒められた方法ではないかもしれませんね。

でも、自分を立て直すために役立つならいいじゃない!と開き直って。

反対に、お人柄の素晴らしい方に逢うと、

「あぁ、この人はもう今世で人間は上がりかもしれないなぁ。」

なんて妄想して、こっそりニンマリするのです。

今日もほんわか

~心と体のほんわか手当て~ ケアサロン ほんわか 堤文子ブログ

0コメント

  • 1000 / 1000