ストレスと保護膜
ストレスというと人間関係を思い浮かべる方が多いと思います。「私はストレスありませーん!」とカラッと笑われる方もおられますが、ストレスのかかっていない生きものはこの世にいないはず。暑い寒い、台風怖い、地球の重力や磁場だってストレスです。でも、重力がないと細胞分裂の方向も定まらないそうですし、麦は踏まれて強く多く芽を伸ばします。悪いばかりではなく、適度なストレスは生命を育てる力にもなるのですね。
ですが、あまりにも強いストレスや、度を超えて長く続き過ぎるストレスは私たちを傷めてしまいます。
保護膜が弱ると、その時の自分のお知らせポイントに不具合が出たりします。腹痛や腰痛などの体の症状、肌が荒れたり、不眠やうつ症状で出たり、なぜか周囲にトラブルが起こったり…。
【ストレスで疲弊した保護膜のイメージ】
外からのストレス…人間関係、気象、重力、磁場、社会現象、自然現象など
内からのストレス…うらみ、ねたみ、くやみ、心の癖、畏敬の欠如など
原因不明のストレス
ストレスの元には、自分でコントロールできるものとできないもの、場所を変えれば減らせるものと逃げようがないものがありますね。
台風の進路は変えられませんが、備えは愁いを無くすかもしれません。現時点ではまだコロナは収束しませんが、連日の報道に疲れた時はテレビを消してみることも1つではないでしょうか。
また、意外と自覚なく、自分で自分の保護膜を内側から切り刻みがちなタイプもおられます。←実は私自身が結構コレなので。保護膜のイメージを持ってからは、切り裂き魔になっていることに「気が付いたらやめる」ように心がけています。
とはいえ、ストレスの元を転換するのが苦手だったり心の癖をなかなかやめられない方、またそんな時期もあるかと思います。まずは10回のうち1回でも2回でも、前と違った選択にトライしてみてはいかがでしょうか。きっと周りの方が助けてくださいます。辛いときには専門家に相談するのも大切なことだと思っています。
芝も傷むと「養生中」として囲います。保護膜もときに養生の時間を持ちませんか?
保護膜を修復し鍛えるには、自分がエネルギーに満ちて感じる手段を知っておくことだと思います。前回の記事に友人たちが智慧を寄せてくれました。
今、食べたいモノを食べてみる
ちょっと遠出ドライブしてみる
ぐっすり寝てみる
自分を褒める、ご機嫌をとる
頭をよぎった人と会う、話す
散歩する
ペットと遊ぶ
家族と過ごす
料理をする
景色の良いところでぼーーっとする
地面に寝転がる
ケアを受ける、する
朝陽を浴びる
部屋の模様替えをする
車の中で大声で歌う
楽器を弾く
植物の世話をする
ゆっくりお風呂に入る
・・・
ストレスを生きる力に変えて、保護膜を良い状態に保てればよいですね。
すると、弱っているものをいじめたがる勢力も、自然と遠ざかっていくと信じています。
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